<Header>
<Author: 杜甫>
<Title: 別房太尉墓>
<Format: 格式不明>
<Year: 1973>
<BookName: 唐詩三百首2>
<Translator: 目加田誠>
<style: 現代文無假名>
<style2: 日本現代譯文無假名標注>
<TranslatedTitle: 房太尉の墓に別る>
<BookPage: 57>
<UsedPage: 1>
<Feature: 1, 4>
<End Header>
<Poem>
他鄉復行役，
駐馬別孤墳。
近淚無乾土，
低空有斷雲。
對碁陪謝傅，
把劒覓徐君。
唯見林花落，
鸎啼送客聞。
<End Poem>
<Translation>
他郷に在る身の又旅に出ようとして
馬を駐めておん墓に別れを告げる
おん墓によりそうて涙は土をうるおし
空は低くたれてちぎれ雲とぶ
在りし日はかの謝太傳のもとの客のように
あなたに陪して碁を囲んだこともあった
今や私は昔徐君の墓に剣をかけて去った
呉の季礼のように
太尉の基前に面影を求めて働哭する
別れてゆこうとすれば
林の花が淋しく散り
鶯の啼く音が旅ゆく私を送るばかり
<End Translation>
<Formatted Translation>
他郷に在る身の又旅に出ようとして
馬を駐めておん墓に別れを告げる
おん墓によりそうて涙は土をうるおし
空は低くたれてちぎれ雲とぶ
在りし日はかの謝太傳のもとの客のように　あなたに陪して碁を囲んだこともあった
今や私は昔徐君の墓に剣をかけて去った　呉の季礼のように　太尉の基前に面影を求めて働哭する
別れてゆこうとすれば　林の花が淋しく散り
鶯の啼く音が旅ゆく私を送るばかり
<End Formatted Translation>